チームオーダー従ったロズベルグに諫言の声も
Christian Danner (C)Super Aguri F1
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モナコGP決勝レース中、トップを快走するリカルド(レッドブル)の後方ではメルセデスAMGチームの二人がテールTOノーズで競い合っていた。
しかしロズベルグのペースが捗らないこともあり、チームは無線でハミルトンにオーバーテイクさせるよう指示したとされる。
ロズベルグはこれに従ってチームメイトを前に出し、他の要因もあったものの最終的にハミルトンのモナコGP2勝目を呼び込む結果となった。
しかしこれについてロズベルグに諫言する声が聞かれるのも事実だ。
ロズベルグの母国であるドイツの先輩で、元アロウズ等のF1ドライバーであるクリスチャン・ダナー氏(58歳)は、「彼はチームの要望に素直に従ったのだから、評価はいいだろう。
しかし彼の目的がほんとうにF1タイトル獲得にあるのなら、そんな温情は命取りだ。
シーズンが終わった時に、ここで譲った数ポイントを生涯悔やんだりすることが起きないよう、私は願うよ」と、厳しい目で諫めた。
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