ベッテル(フェラーリ)、戦略ミス認める
Race Scene (C)Ferrari S.p.A
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カナダGP決勝レースでは、レース序盤トップを走りながら、タイヤ交換の戦略の違いからライバルであるメルセデスAMGチームのハミルトンに逆転されると結局そのまま首位を奪い返せずに2位フィニッシュを余儀なくされた。
これについてフェラーリ・チームのマウリツィオ・アリバベーネ代表が「正直言ってわれわれのタイヤ交換のタイミングにミスがあったかも知れない」と、戦略に原因があった可能性を認めたという。
レースではベッテルがスタートで首位に立ったものの、11周目バトン(マクラーレン)がストップしたためバーチャル・セーフティカーに。
するとベッテルは直ちにピットインしてフレッシュ・タイヤに交換したが、ハミルトンのほうはこれを静観、スタート時のタイヤで24周までヒットしてしまったは無理、結局1ストップ作戦で逃げ切り最初のチェッカーフラッグをかいくぐったもの。
ベッテルのほうはレギュレーションの義務によりソフトタイヤに交換するためサイドのピットストップを強いられている。
レース後ベッテルは「タイヤのグラデーション(性能劣化)についてわれわれは評価を誤った」と、振り返っている。
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