シート喪失危機ハリアント(マノー)、「僕は集中するだけ」
Rio Haryanto (C)Campos Racing
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今シーズン、インドネシア初のF1ドライバーとしてマノー・レーシングから参戦中のリオ・ハリアント(22歳)だが、資金難からすでにシーズン中にもシートを喪失するのではないのか、との噂が流れている。
これは、ハリアントの有力なスポンサーである母国の国営石油会社『プルタミナ』が原油価格低下から経営不振に陥っているとされるためだ。
これについてハリアントは、次のように現在の状況を説明している。
「確かにスポンサー問題についていろいろ噂になっているのは知っているよ。
でも、今の僕の仕事は自分自身の戦いについて集中すること。
チームの財政事情のためにも好成績が望まれる訳だし、それこそがドライバーの役目。
もちろんシーズン末までこのチームで戦うつもりでいて、途中で離脱することなんてこれっぱかりも考えていないよ」
それでもマノー・レーシング、そしてハリアントを巡る状況が厳しいのは明確な事実だ。
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