ヨーロッパGPはロズベルグ(メルセデス)がポールTOウィン
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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19(日)午後、アゼルバイジャンの首都バクー市街地特設コースを舞台に初開催のヨーロッパGPが行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度32%で路面はドライコンディション、気温は33度、路面温度は48度と報告されている。
なおマグヌッセン(ルノー)はピットスタートとなっている。
8周目、クビアト(トロ・ロッソ)がサスペンション・トラブルでリタイヤ。
ライコネン(フェラーリ)がピットストップの際にラインオーバーで5秒のタイムペナルティを科せられる。
33周目、サインツ(トロ・ロッソ)もまたサスペンションに問題を指摘してストップ。
44周目にはアロンソ(マクラーレン)がマシントラブルを訴えピットに戻ってリタイヤ。
結局51周を最初に走りきったのはポールポジションからスタートのニコ・ロズベルグ(メルセデス)。
バクー市街地特設コースで行われたヨーロッパGPの最初のウィナーに輝いた。
ロズベルグの優勝はロシアGP以来で今年5勝目、自身通算19勝目を飾った。
2位はベッテル(フェラーリ)でロズベルグとは16.696秒の差。
3位はファイナルラップでライコネンを抜き去ってみせたフォース・インディアのペレス。
ギヤボックス交換がなければ2位スタート(実際は7位)だっただけに、ペナルティが惜しまれる。
4位ライコネン(フェラーリ)、5位は10番手から追い上げたハミルトン(メルセデス)、6位ボタス(ウィリアムズ)、7位リカルド(レッドブル)、8位フェルスタッペン(レッドブル)、9位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、10位マッサ(ウィリアムズ)でここまでが入賞。
マクラーレン・ホンダ勢はバトン11位、アロンソ(マクラーレン)はリタイヤで今回もポイント獲得ならず。
リタイヤはアロンソの他にウェーレイン(マノー)、サインツ(トロ・ロッソ)、クビアト(トロ・ロッソ)で、予想されたアクシデントによる戦線離脱は皆無だった。
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