トッド会長、「エクレストン氏の後継はFIAの承認必要」
B.Ecclestone & J.Todt (C)Ferrari S.p.A
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超人的活躍をみせるとはいえ、バーニー・エクレストン氏はすでに85歳。
常人であればとっくに現役引退を考えてもおかしくない年令だ。
そのいずれ来たるべき事態に備え、FIA(国際自動車連盟)が予防線を張っている。
それは、同氏が務めるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)の新代表の選出に当たっては、FIAの承認が必要であるというもの。
これについてジャン・トッドFIA会長は、「現在エクレストン氏が取り仕切っている職務の内容に何の不満もわれわれは持っていない。
彼の後継者についてはF1株式の所有者である『CVCキャピタル』の役員会が手続きに則って選出することだろう。
しかしFIAはすべてを彼らの言いなりになることで同意している訳ではない。
彼が果たしてきた素晴らしい仕事が継続されるならいいが、F1にとって好ましくないものであるならば、われわれには『F1の管理者』としての措置を採る義務がある」と、プレッシャーを掛けた。
ただ、いまのところ具体的な後継者の名前は聞かれていない。
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