FIAレースディレクター、排水口蓋の安全再確認
Monaco Marshal (C)Sahara Force India F1
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モナコGPは伝統的に市街地特設コースを特色にしているが、今回フリー走行セッションで起きた排水口の蓋が脱落したことは関係者を一様に震撼とさせた。
バトン(マクラーレン)のマシンを襲った鉄製の蓋は、一歩間違えればドライバーの生命をも左右しかねない深刻なものだったからだ。
これを受けFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターはあらためてハロー(頭部保護装置)の必要性を強調しているが、それ以前にまず路面の安全性確保が必須であると強調した。
「マンホールの20センチ四方の点検口の蓋がレーシングマシンの走行で損傷し、さらにこれが脱落してて跳ね上がったことがわかった。
歴史と経験があるモンテカルロのコースをしてこれだから、他にもある同様の市街地コースを舞台とするサーキットではさらに完全なる対策が必要だ。
2度とこんなことが原因でアクシデントが起きてはならない」と、力説した。
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