勇敢な3位表彰台ペレス(フォース・インディア)に拍手
Sergio Perez (C)Sahara Force India F1
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初開催ヨーロッパGPの表彰台、メルセデス&フェラーリという馴染みの顔ぶれに加えて注目を集めたのは3位入賞を果たしたフォース・インディアのセルジオ・ペレスだった。
モナコなど市街地特設コースを得意とするペレスはここバクーの予選でもロズベルグ(メルセデス)に次ぐ2番手という好タイムをマークしたが、残念ながらギヤボックス交換によるグリッド5番降格のペナルティのため苦しい7番手スタートを強いられた。
それでも順調に4位まで順位を上げたペレスは、満を持した最終周の1コーナー飛び込みでライコネン(フェラーリ)をかわすと3位にアップ、フォース・インディアのピットガレージは歓声に包まれた。
実はライコネンにはラインオーバーによる5秒ストップ・ペナルティ加算のペナルティがレース中に決まっていて、ペレスはオーバーテイクせずとも直後にフィニッシュすれば逆転は確実だった。
これについて「ライコネンの5秒加算は知っていたけれど、そんなことじゃなく、実力で3位をもぎ取りたかったんだ」と誇らしげに語り、観客から大きな拍手を受けた。
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