メルセデス、事故の引き金は「パワーモード設定ミス」
Mercedes AMG Duo (C)Mercedes Motorsports
拡大します
スペインGPのオープニングラップで起きたメルセデスAMGデュオによる同士討ちのアクシデントは、先行したニコ・ロズベルグのマシンのセツテイモードに原因があると、FIA(国際自動車連盟)のレーススチュワード(競技委員)が説明した。
それによればスタート前にロズベルグがパワーモードの設定を取り違え、十分なパワーが出ていなかったために後続の僚友ハミルトンとの間に最大で時速17キロもの速度差が生じ、事故の発端になったという。
このためハミルトンがオーバーテイクしようとした行為は当然であり、どちらにも直接的な事故原因はないと判断している。
スチュワードはこの件について通常のレーシング・インシデント(出来事)であるとしていずれにもペナルティを科さなかったが、メルセデスAMGチームにとってはフロントロウスタートの2台が1周もしないで戦列を去るという痛恨のレースとなった。
| 固定リンク
最近のコメント