ザウバー・チーム、再びスタッフ給料遅配の危機
Monisha Kaltenborn (C)Sauber Motorsport
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先の中国GP(4月17日)前にもスタッフへの給与遅配が伝えられて心配されたザウバー・チームだが、すでに5月を迎えた中、再び同チームの給与遅配が報じられている。
2016年シーズンが真っ只中のなか、F1チームではすでに2017年マシンの開発に着手している時期とされるが、しかし同チームではそれどころではない様子。
加えて来年はレギュレーションの大きな変更が想定されていて、ザウバー・チームのクラスで少なくとも800万ユーロ(約9億8千万円)もの予算増が見込まれていることからさらなる資金難が危惧されているのが実情だ。
同チームのモニシャ・カルテンボーン/CEOは、「財政的にチームが苦しい状況にあるのは事実です。
今はスポンサーからの支払が一刻も早く行われるよう、心待ちにしているところです」と、苦しい胸の内を明かした。
同チームではすでにスペインGP終了後に予定されているバルセロナ合同テストへの不参加を明らかにしている。
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