苦戦ルノー・チームにドライバー交代の噂
Esteban Ocon (C)Renault Sport
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昨年までのロータス・チームを買収、今季からルノーによるワークス参戦体制となったルノー・チームでは、昨年のうちに契約したジョリオン・パーマー(24歳:イギリス)と開幕直前にスポンサー問題から前任者(パストール・マルドナド)と交代したケビン・マグヌッセン(23歳:デンマーク)というドライバー・ラインナップになっている。
しかし、残念ながらこれまでのところ期待された成績が残せていないのが実情だ。
これを受け、ルノーの地元であるフランス・メディアから早くもドライバー変更の噂が伝えられている。
一部にはチャンピオン経験者であるフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)やキミ・ライコネン(フェラーリ)ら大物の名前も挙げられているが、同チームでレーシング・マネージャーを務めるフレデリック・バッサー氏はこうした見方を否定した。
「そうしたビッグネームを起用すれば一時的に話題にはなるだろう。
しかしわれわれが求めているのは過去の名声なんかじゃない。
名前ではなく能力で判断するのがこのチームの伝統だ」と、一蹴。
ちなみにこれまでもフランス色の濃いこのチームではドライバーにもフランス人ドライバーを起用するのが言わば通例で、現在テストドライバーを務めるエステバン・オコン(19歳:フランス)にとっては有利な材料か。
なお今季同じパワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングが早くも優勝したのに対し、ルノー・チームのほうはマグヌッセンの7位が最高となっている。
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