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2016/05/27

『排水口の蓋事件』で、さらにハロー必要論

Redbull Canopy Image (C)RedBull Racing

26日(木)行われたモナコGPのフリー走行は、1回目のセッション終了間際、コースにある排水口の蓋が脱落して走行中のベッテル(フェラーリ)&バトン(マクラーレン)らのマシンに衝突するという想定外のアクシデントが起きそのまま赤旗打ち切りとなるハプニングで終えた。

問題となった鉄製の蓋は直ちに溶接処理が行われ、その後の走行に問題は起きなかったが、これについてFIA(国際自動車連盟)のレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティング氏は次のように強調した。

「F1に限らず、モーターレーシングにおいては常にこのような想定外のアクシデントは付きものだ。
思い起こしてみれば、ビアンキの事故だってそうだった。
(コースオフして作業中の重機に激突)
だからこそ、ドライバーの生命を守るためにハローは必要なんだ。
リスクを完全にゼロにはできないものの、われわれにはそれを少しでも減らす義務がある」

FIAは2017年の導入に向け、すでに複数のタイプの『ハロー(頭部保護装置)』の実車テストに取り掛かっている。

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