ハミルトン(メルセデス)のトラブルは些細な問題
Lewis Hamilton (C)Mercedes Motorsports
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ロシアGP決勝レースで10番手スタートながらチームメイトに次ぐみごとな2位表彰台を獲得してみせた前年のチャンピオン、ルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)だったが、レース中のチームとの交信で冷却系に不安があったことが確認されている。
これについて同チームはレース後に解析を行った結果、パワーユニット本体に関わるようなトラブルを見い出すことはできなかったことを明らかにした。
それによればハミルトンのパワーユニットには些細な水漏れが生じていたものの、これはエンジン本体ではなく、おそらくは冷却系に使われたカーボク部分が振動による劣化でひび割れたものだろうとのこと。
そのため当面エンジン交換の必要はなく、今後も使用できる見込みという。
なおハミルトンは別途中国GPとロシアの予選でもERS(エネルギー回生システム)関連のトラブルに見舞われていて、こちらはまだ原因究明されていない。
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