ロシアGPもロズベルグ優勝、マクラーレン・ホンダW入賞
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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1日(日)午後、F1第4戦ロシアGPの決勝レースがソチ・サーキットを舞台に行われた。
決勝レーススタート前の天候は晴れ、湿度74%でドライコンディション、気温は16度、路面温度は40度と報告されている。
オープニングラップ、複数の接触事故が発生、このあおりでいきなりベッテル(フェラーリ)がガードレールにクラッシュしてストップ。
ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)とハリアント(マノー)もリタイヤ。
クビアト(レッドブル)はノーズ交換、ペレス(フォース・インディア)はリヤタイヤをバーストさせている。
レースはセーフティカー導入となった。
その後ビデオによれば、ベッテルは2度クビアトに追突されている様子。
中国GPでも因縁だった両者の関係が再び熱くなりそうだ。
なお事故の原因を作ったとしてグティエレス(ハース)にドライブスルー・ペナルティー、またクビアトに10秒加算のペナルティがそれぞれ通告された。
その後サインツ(トロ・ロッソ)にもパーマーとの接触で10秒、ナスル(ザウバー)にも5秒加算のペナルティ。
35周目、フェルスタッペン(トロ・ロッソ)が白煙を上げてストップ。
結局53周のレースはポールスタートのニコ・ロズベルグが危なげなく優勝。
ロズベルグの優勝は今季開幕から4連勝、さらに昨年のメキシコGPからは7連勝の自身通算18勝目になる。
また今回はポールポジション、優勝だけでなくレース中のファステストラップも記録するいわゆるグランドスラム、これはロズベルグにとって初ということになる。
2位は10番手スタートから追い上げた僚友ハミルトン(メルセデス)。
一時は7秒台後方まで迫ったが、冷却水圧に問題があるとの無線でペースを落とし、25.022秒差となった。
なおメルセデスAMG勢の1-2フィニッシュは今季開幕戦のオーストラリアGP以来。
3位はライコネン(フェラーリ)、4-5位ボタス&マッサのウィリアムズ勢、6位マクラーレン・ホンダのアロンソで今季初入賞、7位マグヌッセン(ルノー)でこちらもうれしい復帰後初入賞、前回は2011年のブラジルGP(ペトロフ)まで遡る。
8位グロージャン(ハース)、9位ペレス(フォース・インディア)、10位バトン(マクラーレン)でW入賞になった。
以下、11位リカルド(レッドブル)、12位サインツ(トロ・ロッソ)、13位パーマー(ルノー)、14位エリクソン(ザウバー)、15位クビアト(レッドブル)、16位ナスル(ザウバー)、17位グティエレス(ハース)、そして18位ウェーレイン(マノー)までが完走。
リタイヤはフェルスタッペン(トロ・ロッソ)、ベッテル(フェラーリ)、ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、ハリアント(マノー)の4台だった、
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