ルマン、F1フランスGP開催説を一蹴
2008 France GP (C)Honda Racing
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ルマン24時間レースの開催地として知られるフランスのサルテ・サーキットだが、一部に浮上したF1フランスGPの開催について、否定的な反応をみせているようだ。
これはルマン24時間レースを主催するACO(西部自動車クラブ)がフランス・メディアの取材に答えたもの。
「FIA(国際自動車連盟)からそうした打診があったのは事実。
ブガッティ・サーキットを使ってね。
しかしわれわれがそれによって何かメリットが得られるとは考えられない。
高額のF1チケットが多少売れたとしても、FOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)が要求する施設改修の費用と比べればせいぜいトントンだろう。
われわれにそんな冒険をするつもりないね」と、冷たい反応。
ちなみにブガッティ・サーキットはサルテ・サーキットの一部で、主に2輪レース等が行われている。
ルマンでは1967年に一度だけF1グランプリ行われ、この時はブラバム・レプコを駆ったジャック・ブラバムが優勝している。
その後フランスGPは2008年のマニクールを最後に開催が途絶えているが、ルノーのワークス復帰で気運が高まっているとも言える。
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