C.ホーナー代表(レッドブル)、「降格じゃない」
Christian Horner (C)RedBull Racing
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レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、今回の電撃移籍発表について、「伝えられているような降格とかの問題ではない」と、その背景について説明した。
「まずわれわれは二つのF1チーム、4人のレースドライバーを擁しているというユニークな立場であることを理解して欲しい。
今回の移籍は二つのチーム全体を見渡した上で行われたもので、われわれならではの事例だ。
17歳という若さでF1デビューを果たしたフェルスタッペンは着実に成長を続けていて、レッドブル・レーシングに移ることによりさらにこれを促進させたい。
またクビアトはいま難しい状況にあるが、かつて在籍し内部もよく分かっているトロ・ロッソに戻ることにより、調子を取り戻して再びそのポテンシャルを発揮できる筈。
これは決して単純な降格とかいう類のものではないんだ」
とはいえ、今回の決定をホーナー代表が必ずしも歓迎しているとは言えないようだ。
同チームでは絶対権力を持つディートリッヒ・マテシス/オーナーだけでなく、レーシング・アドバイザーという他チームでは理解しにくい立場のヘルムート・マルコ博士も一定の権力を持っていて、内部の統率が必ずしも取れていない面も窺われる。
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