« レッドブル、リカルドのタイヤ準備ミスは「連絡不足」 | トップページ | 「着実な進化を示す、さらなる証拠」 (ホンダ) »

2016/05/31

2 番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン、 フルウェットと初登場のウルトラソフトを使用して優勝 (ピレリ)

(C)Pirelli Motorsport
拡大します
2016 モナコグランプリ 決勝
・ウェットレースにより、全 5 種類のタイヤが使用可能となり、戦略の幅は広範囲に
・フルウェット、インターミディエイト、スリックタイヤと繋ぐ 2 ストップ戦略が主流に

2016 年 5 月 29 日、モナコ
ウェットコンディションの中、セーフティーカー先導で始まったモナコグランプリ決勝は、レギュレーションによって 全ドライバーが Cinturato ブルー・フルウェットタイヤを装着してのスタートとなったことで、レース戦略の複雑性 を一変させました。

7 周後にセーフティーカーが退き、大半のドライバーが徐々にインターミディエイトへと移行しました。フルウェットのままステイアウトした 2 名のドライバー中の一人であるメルセデスのルイス・ハミルトンは、路面が乾いた 31 周目、P Zero パープル・ウルトラソフトへ交換しました。 ポールポジションからスタートしたレッドブルのダニエル・リカルドは、ハミルトンより 1 周後に P Zero レッド・ス ーパーソフトへ交換しました。このピットストップに時間を要したことから、リカルドはハミルトンの後方でコース へ戻り、その後、両者による激しい闘いが繰り広げられました。

8 番グリッドからスタートしたフォース・インディアのセルジオ・ペレスは、フルウェット、インターミディエイト、P Zero イエロー・ソフトタイヤへと繋ぐ戦略を採り、3 位を獲得しました。 レース全般を通して、モナコに持ち込まれた全 5 種類のタイヤ(フルウェット、インターミディエイト、ソフト、スー パーソフト、ウルトラソフト)が使用されました。ウェットレースになったことで、2 種類のスリックコンパウンドの使 用義務は無くなりました。ハミルトンは、ウルトラソフトで、テストやフリー走行でも見られなかった 47 周という長 い距離を走行し、レース終盤にファステストラップを記録しました。

ピレリジャパン・プレスリリース

ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「ウェットコンディション下でのスタート となり、各チームは、最新世代のマシンによるモナコでのウェット走行データが無い中で、フルウェットとインター ミディエイトのクロスオーバーポイントの判断に迫られ、モナコでは珍しくないことですが、迅速な戦略決定が必 須となりました。多彩な戦略が展開され、ルイス・ハミルトンは、フルウェットのままステイアウトしてウルトラソフ トへ繋ぐ、見事な戦略を実行し、それが優勝の決め手となりました。オーバーテイクが非常に難しいモナコで、 素晴らしい戦略によるポジションアップが数多く見られました」

コンパウンド毎のラップタイム上位:
ソフト スーパーソフト ウルトラソフト
1 ベッテル 1 分 18 秒 005 リカルド 1 分 18 秒 294 ハミルトン 1 分 17 秒 939
2 ペレス 1 分 18 秒 446 サインツ 1 分 18 秒 519 ロズベルグ 1 分 18 秒 763
3 ヒュルケンベルグ 1 分 19 秒 232 アロンソ 1 分 19 秒 170 グティエレス 1 分 19 秒 131
フルウェット インターミディエイト
1 ハミルトン 1 分 30 秒 844 マッサ 1 分 29 秒 462
2 ウェーレイン 1 分 33 秒 794 グティエレス 1 分 29 秒 713
3 リカルド 1 分 34 秒 360 マグヌッセン 1 分 29 秒 802
最長スティント:
ソフト 48 周(ペレス)
スーパーソフト 47 周(バトン)
ウルトラソフト 47 周(ロズベルグ、ハミルトン)
インターミディエイト 24 周(ナッセ)
フルウェット 31 周(ウェーレイン、ハミルトン)

Truthometer:
我々は、ウルトラソフトとスーパーソフトを使用する 1 ストップ戦略が主流となる中、2 ストップを最速戦略と予測 しました。雨によって戦略は一変し、ハミルトンは、31 周目にフルウェットからウルトラソフトへと交換しました。 マノーのパスカル・ウェーレインも同じ戦略を採りました。

MONACO PIT STOP SUMMARY
Car Driver Start Pit 1 Pit 2 Pit 3 Pit4
44 HAM Wn USn (31)
3 RIC Wn In (23) SSu (32)
11 PER Wn In (21) Sn (30)
5 VET Wn In (13) Sn (31)
14 ALO Wn In (14) SSn (32)
6 ROS Wn In (20) USu (31)
27 HUL Wn In (15) Sn (31)
55 SAI Wn In (21) SSn (31)
22 BUT Wn In (8) SSn (30)
19 MAS Wn In (20) SSn (32)
77 BOT Wn In (15) SSn (30) USn (49)
21 GUT Wn In (16) USn (32)
94 WEH Wn USn (31)
8 GRO Wn In (15) USn (30)
88 HAR Wn In (11) USn (34) USu (47)
9 ERI Wn In (11) USn (29) USu (49)
12 NAS Wn In (8) USn (32)
33 VES Wn In (12) Sn (31)
20 MAG Wn In (7) In (21) SSn (29) USn (32)
26 KVY Wn Wu (1) Wu (2) In (7)
7 RAI Wn
30 PAL Wn
S= Soft compound SS= Supersoft    US= Ultrasoft I= Intermediate W= Full wet n  = new compound u = used compound

|

« レッドブル、リカルドのタイヤ準備ミスは「連絡不足」 | トップページ | 「着実な進化を示す、さらなる証拠」 (ホンダ) »

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/208283/63709134

この記事へのトラックバック一覧です: 2 番グリッドからスタートしたルイス・ハミルトン、 フルウェットと初登場のウルトラソフトを使用して優勝 (ピレリ):

« レッドブル、リカルドのタイヤ準備ミスは「連絡不足」 | トップページ | 「着実な進化を示す、さらなる証拠」 (ホンダ) »