「遅くなったのはピレリのせい」と、グロージャン(ハース)
Pitstop Scene (C)Haas F1 Team
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今季開幕から6位-5位と、新規参戦チームながらみごとな連続入賞を遂げたハースF1チームのロマン・グロージャンだったが、ここに来て予選、レース共に精彩を欠き、ライバル・チームからは「ハースはもう勢いを失った」と、蔑まれた。
しかしこれについて当のグロージャンは反発、つぎのように激白している。
「僕らのマシンが突然戦闘力を失ったのはタイヤのせいだ。
僕らにマシンには全然合っていない。
正確に言えば、ピレリがFIA(国際自動車連盟)と共に指定したタイヤ内圧が馬鹿々々しいほど高すぎたことある。
彼らは万一のタイヤトラブルを防止するために決めたことなんだろうけど、あんな高い空気圧じゃF1マシンはグリップなんかしないよ。
実は彼らは自分たちのタイヤが良くないことに気が付いている筈だ。
でもだからといってピレリを責めるつもりはない。
彼らは一生懸命やっているけれど、こんな状況を招いたのはタイヤのテストを十分に行わせないFIAのルールが悪いんだ」と、前ロータス・チームのドライバーは断じた。
開幕2戦で躍進をみせたグロージャンだが中国GPでは19位に留まった。
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