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2016/04/03

「フルパッケージのポテンシャルはまだある」 (ホンダ)

ジェンソン・バトン (C)Honda Motor Co Ltd.
拡大します
バーレーンGP 予選
サヒール・インターナショナル・サーキット、4月2日(土)

本日のバーレーンGP予選は、2週間前に行われたオーストラリアでのパフォーマンスとほぼ同じ結果となりました。

Q1では両ドライバーともオプションタイヤを装着して2回走行し、余裕を持ってQ2に進出しました。2回目のセッションでは、2セット目のタイヤがなかったため、上位陣のマシンに戦いを挑むことができず、各ドライバーは1回だけ走行。その結果、メルボルンと同様に、トップ10周辺の順位にとどまりました。

ストフェル・バンドーンは自身初のグランプリを12番手からスタートします。一方、ジェンソン・バトンは、Q2のアタック中にマシンのバランスに不満を抱えていたため、明日の決勝はバンドーンの真後ろのグリッドとなる14番手からスタートします。

ホンダモータースポーツリリース

ストフェル・バンドーン

MP4-31-02
FP3
14番手        1分33.744秒(トップとの差 +2.061秒) 11周

予選
Q1 15番手    1分32.472秒(オプション)
Q2 12番手    1分31.934秒(オプション)

「今日の結果には、かなり満足しています。なにが起こるのか分からない状況でしたが、昨日以降、マシンに乗りながらかなり自信に満ちた気がしていましたし、今日はマシンをいかに微調整するかがポイントでした。

予選前に行われたフリー走行も、なかなかよかったです。ラップタイムはもう少し改善できることが分かっていました。我々は今日の予選では、程度の差はあるものの、あらゆることを最大限に活かしたと思います。Q1はギリギリのところで敗退を逃れましたが、Q2ではミスをすることもなく、クリーンなラップを走行しました。我々より速い他チームのマシンとのタイム差はわずかでしたし、もし我々のラップタイムが0.1~0.2秒速ければ、Q3に進出できていたかもしれません。ポールポジションでない限り、常に改善の余地はあるものですが、今日の予選結果には全体的にとても満足しています。

昨日と今朝の内容から、ジェンソンとほぼ同等のペースで走行できていることは分かっていましたし、自分のラップタイムが少し向上すれば、ジェンソンに戦いを挑むことができるかもしれないと思っていました。ジェンソンはワールドチャンピオンであり、言うまでもなく、すばらしいドライバーです。ですから、今週末、ジェンソンは私にとって本当にいいベンチマークですし、彼のことはとても尊敬しています。

私は以前、GP2シリーズを戦った時に、このバーレーンで優勝したことがあり、ここは好きなサーキットです。また、サーキットについてもよく知っています。グランプリデビューを飾るサーキットを事前に知っていることは、確実に役立ちました。マシンについては、今週末ここに来るまで知らなかったわけですが、サーキットを知っていることは手助けになりました。

まずまずの仕事を成し遂げたことについてはうれしく思っていますが、これからは明日の決勝でいいレースを繰り広げることに焦点を当てます。明日、自分が初のグランプリに参戦することはまだ十分に理解できていません。これまでは予選だけに集中してきましたが、予選が終わって少し時間ができたので、今から頭を整理してレースに備え、決勝でいい仕事ができるようベストを尽くします。

明日までに分析すべきことはたくさんありますし、戦略についても一通り検討する必要がありますが、まずまずの仕事ができるはずだという自信はあります。我々のレースがどうなるのかは、今の時点ではなんとも言えませんし、予測したいとも思っていません。ですから、明日どうなるのかみてみましょう」

ジェンソン・バトン

MP4-31-03
FP3
13番手         1分33.704秒(トップとの差 +2.021秒) 12周

予選
Q1 9番手        1分31.976秒(オプションタイヤ)
Q2 14番手    1分31.998秒(オプションタイヤ)

「マシンは週末を通して本当にいい状態です。今日はマシンがアンダーステア気味になっていたので、Q2の走行前にフロントウイングの角度を少し上げたところ、今度は逆に非常にオーバーステアとなってしまいました。

オーバーステアの状態はあまり好きではないので、自分のQ2のラップタイムにはそれほど満足していません。今日、ストフェルはいい仕事をしましたが、私はそれほどいい仕事をすることができませんでした。ストフェルは競争力が非常に高く、速さもあり、以前ここでGP2を制した経験があります。このようなサーキットで彼がどれだけうまく走れるのかを本人が証明したと思います。特にタイムアタックで、ストフェルがどれだけ速く走れるかは我々も分かっていました。ここ2年間、ストフェルはチームの一員として大きな役目を担ってきましたし、今日は彼が本当にいい仕事をしました。

マシンに速さがあることは分かっているので、明日は少し状況がよくなるよう願っています。レースでなにが起こるかは誰にも分かりません。今回は3種類のタイヤを使用するという難しいレースになりますが、自分たちがすべきことはある程度理解しています。ただ、実際にレースが開始するまで、どうなるかは分からないのです。今回は非常にたくさんのオプションがありますが、前回のレースでは我々の作戦はうまく機能しませんでした。従って、ここではそのようなことがなく、日曜日にもっと力強いパフォーマンスを披露できるよう願っています。

フルパッケージのポテンシャルがもっとあることは確かです」

エリック・ブーリエ

MCLAREN-HONDA RACING DIRECTOR
「12番手および14番手というグリッドポジションに満足することは決してありませんが、初のグランプリとなったストフェルの予選のパフォーマンスには、目を見張るものがありました。

ストフェルにスピードがあることは既に分かっていました。彼がルノー3.5で参戦したワールドシリーズ、GP2、それからMcLarenチームのためにテストで走行した際にも、これまでに幾度となくその速さをみせてくれています。ただ、この2日間を振り返って特に称賛に値するのは、現代の最新のF1マシンを最大限に活用するため、彼が熱心に複雑な手順を慣れようとしていることです。ストフェルがミスをすることはなかったですし、彼には脱帽です!

また、チームに対しても“よくやった”と褒めてやりたいと思います。今週末のストフェルのグランプリデビューに向けて各種準備を行い、直前にレース出場の指示を受けたばかりのストフェルが、ここバーレーンでフェルナンドのマシンにすぐに乗り込めるよう全力を尽くしてくれました。

一方、ジェンソンはいつも通り非常にプロ意識の高い仕事をしてくれました。Q2でのマシンのセットアップを適正化していれば、さらに速いラップタイムを刻むことができていたかもしれません。Q1ではマシンがアンダーステア気味だったため、Q2ではそれを解消すべくフロントウイングの角度を少し上げました。ただ、実際には調整し過ぎて、今度はオーバーステアとなってしまいました。

ただ、両ドライバーとも、明日の夜にバーレーン・インターナショナル・サーキットで開催されるレースでライバルチームに戦いを挑める良い位置につけています。明日は可能な限りポイントを獲得し、パドックのホスピタリティエリアで決勝を熱心に観戦する、我がチームのバーレーン人株主の皆さんのためにも、良い走りができるようにします」

長谷川 祐介

(株)本田技術研究所 主席研究員 F1プロジェクト総責任者
「バンドーン選手は、初めてのマシンと予選で、12番手で走行できたということは大変立派であり、 すばらしい結果だと思います。

全体的には、昨日のフリー走行のマシンの状態が非常に良かっただけに、本日の予選は やや残念でしたが、我々の実力をあらわした結果であると思います。

本日の走行は、昨日に対してサーキットの路面温度が著しく上がったことにより、マシンやタイヤのバランスが大きく変わってしまいました。明日にむけて微調整を行い、レースでは安定した走行を見せたいと思います」

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