イタリアGP(モンツァ)を巡る正反対の見解
M.Schumacher/Monza (C)Ferrari S.p.A
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F1グランプリを代表するサーキットの一つモンツァ・サーキットで行われるイタリアGPだが、その開催契約の見通しを巡って正反対の見解が伝えられ話題を呼んでいる。
モンツァ・サーキットでの現在の契約は今年が最終年。
契約がまとまらなければ伝統の一戦が消滅することになるが、開催延長に楽観的なのがモンツァ市のロベルト・スカナガッティ市長や同GP主催者であるACI(Automibile Club d'Italie:イタリア自動車クラブ)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長ら。
すでに7年間ともみられる長期の契約更新に自信をみせている。
一方、グランプリ契約のキーパーソンであるFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表は、モンツァに対して「合意にはほど遠い」と断、すでにイモラやラスベガスなど新たな候補地を挙げるなど牽制している。
すでに年間21戦という満杯状態にあるF1開催を巡る交渉は、いまや心理戦の趣きも見せ始めているようだ。
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