クレア・ウィリアムズ、不公平なF1分配金に苦言呈す
Claire Williams (C)Williams F1
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ウィリアムズ・チームのクレア・ウィリアムズ副代表(37歳:イギリス)が現在の不公平なF1分配金に対して苦言を呈している。
こうしたF1の金銭にまつわる数字は通常表にされないが、先にイギリスの専門誌『オートスポーツ』がこれを暴露して話題になっていたもの。
それによれば昨年コンストラクターズ・ランキング2位(428ポイント)だったフェラーリは1億9千万ドル(約205億円)を手にしたとされるが、一方ランキング3位で257ポイントのウィリアムズは得点だけで計算すると少なくとも123億円という計算になるが、実際にはわずか94億円に留まっていると伝えられた。
「フェラーリが伝統と名声を持ったチームでF1では特別扱いされているのは理解できます。
でも現実にその金額を知って驚きましたけどね。
その金額は度を超えているのではと思えます」と、クレアさん。
しかしそれでも現行の契約が2020年までは有効とし、「どうにもならないことは心配しても仕方ありません」と、大人の対応(?)をしている。
そのウィリアムズでは、かつてトト・ウォルフ氏(現メルセデス)の持っていた株式を継承したブラッド・ホリンガー氏がウィリアムズ・グランプリ・ホールディングスの非常勤取締役に就任したことも報告された。
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