F1エンジン・ルール、やっと全チーム合意に
Mercedes V6 F1 Engine (C)Mercedes Motorsport
拡大します
4月30日がタイムリミットとされていた2017年以降のF1エンジンに関するルールが、期限一日前の29日(金)、やっと全チーム合意に達したことが伝えられた。
FIA(国際自動車連盟)から示された発表によれば、このルールは2017年からスタートし、2020年シーズン末まで効力を発するとのこと。
【供給】
エンジン・サプライヤーとなるメーカーはカスタマー・チームへの供給義務を負うものとし、供給元が見つからない場合には強制的な供給指示も行われる。
【コスト】
カスタマー・チームへの供給コストを大幅に引き下げる。
具体的には2017年は2016年に比べ、100万ユーロ(約1億2千万円)の引き下げ。
2018年にはさらに300万ユーロ(約3,600万円)を引き下げる。
シーズン中に使用できるパワーユニット数を段階的に減少させる。
【サウンド】
現行パワーユニットのサウンドを改善すべく各メーカーが積極的に検討をする。
【パフォーマンス】
現行のトークン(開発プログラムの単位)システムを2016年限りで撤廃する。
パワーユニット・パーツの素材、寸法、重さ等に関する制限を2017年から導入する。
| 固定リンク