ニコ・ロズベルグ、3ストップ戦略で昨シーズンから続く5連勝を達成し、チャンピオンシップのリードを拡大 (ピレリ)
ニコ・ロズベルグ (C)Pirelli Motorsport
拡大します
2016 バーレーングランプリ 決勝
・上位10名が9種類の異なる戦略を実行
・フェリペ・マッサ、2ストッパー中最上位の8位を獲得
2016年4月3日、サヒール
メルセデスのニコ・ロズベルグが、3ストップ戦略でバーレーングランプリを制し、2016年シーズン開幕からの2連勝を達成しました。ロズベルグの戦略は、P Zeroレッド・スーパーソフトとP Zeroイエロー・ソフトを使用したもので、2位を獲得したフェラーリのキミ・ライコネンも同じ戦略を使用しました。スタート直後に他車との接触アクシデントに見舞われたルイス・ハミルトンは、第2スティントにミディアムタイヤを使用する戦略で3位を獲得しました。2ストップ戦略を採ったウィリアムズのフェリペ・マッサを含め、上位10名が9種類の異なる戦略を実行しました。
ピレリジャパン・プレスリリース
ピレリ・モータースポーツ・ダイレクター ポール・ヘンベリーのコメント: 「2016年シーズンのタイヤレギュレーションで2戦を終えたばかりですが、我々が期待した通り、特に今週は、上位から下位に至るまで非常に多彩な戦略が展開されました。ロマン・グロージャンがスターティンググリッドを最大限に活かして多くのポイントを獲得したように、タイヤ戦略は予選の段階から既に始まっていました。ニコ・ロズベルグとキミ・ライコネンは全く同じ戦略を使用して、その差わずか10秒でフィニッシュしました。フェリペ・マッサは、サヒールのトラックで伝統的に見られる高い磨耗率とデグラデーションの中、2ストップでフィニッシュし、軟らかくなったコンパウンドの性能と適応性の高さを示しました」
Truthometer:
我々の予測した最速戦略は、スーパーソフトでスタート、14周でソフトへ、29周でソフトへ、43周でソフトへ交換する3ストップ戦略でした。ロズベルグは、スーパーソフトでスタート後、13周でソフトへ、30周でスーパーソフトへ、そして39周でソフトへ交換する3ストップ戦略を採りました。
もうひとつのP Zero:
4月4日の週、エストリルサーキット(20年前の1996年ポルトガルグランプリの開催地)で発表される最新型P Zeroタイヤを、ピレリのソーシャルメディアで紹介する予定です。
PIT STOP SUMMARY
Car Driver Start Pit 1 Pit 2 Pit 3 Pit 4
6 ROS Ssu Sn (13) SSu (30) Sn (39)
7 RAI SSu Sn (12) SSu (29) Sn (37)
44 HAM Ssu Mn (13) SSu (28) Sn (41)
3 RIC SSu Sn (6) Sn (24) Mn (42)
8 GRO SSn SSn (11) SSu (27) Sn (40)
33 VES SSn Sn (10) Mn (26) SSu (46)
26 KVY Sn Sn (16) SSn (34) SSu (44)
19 MAS SSu Mn (7) Mn (29)
77 BOT SSu Mn (8) Mu (9) Su (34)
47 VAN SSu Sn (9) Sn (25) SSn (41)
20 MAG Sn SSn (12) SSn (24) SSn (38)
9 ERI Sn Sn (13) Mu (29)
94 WEH Sn Sn (11) SSu (29) SSn (41)
12 NAS Sn Sn (10) Mu (30) SSn (47)
27 HUL SSu Sn (1) Mn (16) SSu (35) SSu (51)
11 PER SSn SSn (2) Sn (14) SSn (37)
88 HAR Sn Su (12) Mn (31) SSn (44)
55 SAI Sn Mn (2) Sn (20)
21 GUT SSn SSn (8)
22 BUT SSn
5 VET SSu
30 PAL SSn
The start column denotes the tyres the drivers started the race on.
SS = Supersoft compound S = Soft compound M = Medium compound
n = new compound u = used compound
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