ウォルフ氏(メルセデス)、「無線制限で戦い方変わる」
Mercedes AMG Duo (C)Mercedes Motorsports
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F1では今シーズンからコース上のドライバーに対するチームの無線交信がさらに厳しく制限されることになった。
それによれば、かねて盛り込まれていた「コクピットの中のドライバーは外部からの援助なく自身の判断でレースをする」との精神がさらに徹底されるというもの。
これについてメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターは次のような見解を明らかにしている。
「今シーズンはチームから与えられるタイヤの状態や燃料消費などのデータ提供が厳しく制限されることになる。
外部からはわかりにくいことだが、当然のことドライバーは自身の能力や判断で厳しい状況を乗り切らなければならなくなる。
これによりチーム間の戦いだけでなく、チームメイトの立場においても互いの競争は厳しいものになるだろう」
ウォルフ氏は特定の個人名に触れなかったが、他チームの関係者が危惧するのはメルセデスAMGのハミルトン&ロズベルグ、チームメイト・バトルそのものだ。
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