ボブ・ベル氏、「ルノーはメルセデスを再現」
Bob Bell (C)Renault F1 Team
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今シーズンから再びワークス参戦を果たしたルノー・チームでチーフ・テクニカル・オフィサーを務めるボブ・ベル氏が、ルノー・チームとメルセデスAMGチームとの共通点について語った。
これはアメリカのスポーツ専用チャンネル『ESPN』に語ったもので、その中でこのイギリス人は、「今のルノーの状況は、かつてのメルセデスと非常に良く似ていると思わないか。
あの時のメルセデスはプライベートチームだったブラウンを買収したもの。
そのブラウンはホンダから衣替えした時に多くのスタッフを解雇し、資金も人も設備もすべてが不足していた。
一度崩れた態勢を造り直すというのは困難なこと。
そこで当時メルセデスがまずやったことは長期の計画を立て、将来の成功に向けてのチーム基盤を造ることだった。
それはそのまま今のルノーに置き換えることができる。
これが容易なものではないのは明確だが、しかしわれわれはそれをやり遂げなければならないんだ」と、強調した。
元々エアロダイナミシストだったベル氏は、マクラーレンでF1キャリアをスタート。
その後ベネトンやルノーなど多くのチームでタイトル争いに寄与してきた。
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