「赤旗中断のトバッチリ受けた」、バトン(マクラーレン)
Jenson Button (C)McLaren Group
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マクラーレン・ホンダ・チームのジェンソン・バトンは、大クラッシュに見舞われたチーの無事を喜びながらもそのアクシデントによる赤旗中断が自身のレース戦略に影響を及ぼしたことを認めた。
「あの壮絶なアクシデントのあと、アロンソが怪我することなく無事に自らマシンから降りられたことをほんとうにうれしく思っている。
タイヤが剥き出しのフォーミュラ・カーにおいて、ブレーキング中に接触すればこれだけ悲惨なことになると、あらためてみんな思い知らされたからね。
そうした意味で、F1マシンの安全性がいかに進歩したかが確認されたと思う。
ただ自分のレースについて言えば、そのせいでちょっと誤算が生じたと言える。
あの赤旗中断の直前、僕はもう後半に向けてタイヤ交換を終えていたからね。
これが結果的には戦略面でマイナスの結果を招くことになってしまった。
その後は前方のマシンに追い付くことはできたとしても、オーバーテイクできる状況にはならなかったんだ」
そうした誤算はあったにせよ、完走したバトンが結果的に周回遅れという屈辱に見舞われたことについて、アクシデントからギャントリーに戻ったアロンソの表情は晴れないものだった。
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