バトン(マクラーレン)、進歩認めるも「まだまだ」
Jenson utton (C)McLaren Group
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いよいよシーズン前最後のテスト。
さらに開発を進めた『MP4-31』に搭乗したマクラーレン・チームのジェンソン・バトンは、その確かな進化を感じ取ったようだ。
前日93ラップを周回したアロンソ(12台中3番手)からマシンを引き継ぎ、この日トータル121ラップというこれまで最大の周回を重ねたバトンだが、午前のセッション終了間際にはサスペンション・トラブルというこれまででは想定外のトラブルにより走行を阻害された。
しかし問題はすぐに解決され、午後のセッションでは予定通り多くの開発プログラムを消化している。
「とてもスムーズに走っているよ。
マシンの進化も明らかに確認できたし、手応えはある。
ただ実際のレースに向けてはまだまだ基本的なセットアップを着実に進める必要があるな。
もちろんまだ満足なんかしていない。
タイムはまだテストだし比べるべくもないけれど、それでも全体に信頼性が増したというのは何より心強いこと。
去年のいま頃とは大違いさ」
翌日はいったんアロンソにマシンを託すが、バトンによるテストは最終日の4日(金)にも予定されている。
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