長谷川祐介氏(ホンダ)、「まだ想定レベルではない」
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今シーズンからホンダ陣営の指揮を執ることになった長谷川祐介/F1プロジェクト総責任者が今週末の開幕戦オーストラリアGPを前に、「まだ想定レベルには達していない」と現在の状況を説明した。
昨年の同時期に比べればはるかに長い距離と充実した内容のシーズン前テストができたマクラーレン・ホンダだが、ハイドロリック系や冷却系などニューマシンにありがちなトラブルにも遭遇した。
こうしたこともあり予定したすべてのテストを行うことができず、肝心のパワーアップについても想定したレベルまで達していないことを自ら認めたもの。
「ERS(エネルギー回生システム)の改良により、それなりのワーアップは果たされた。
ドライバーからも明らかにパフォーマンスが向上したとコメントをもらっている。
ただわれわれはもっと上のレベルを求めていたので現段階でまだ満足はできていない。
またもう一つの重要事項である信頼性についても、進歩した手応えはあるがこれを証明するには実際のレースで果たすしかない」
新しいホンダの指揮官はまだ慎重な姿勢を崩していない。
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