ベッテル(フェラーリ)、『ハロー』否定意見を牽制
Sebastian Vettel (C)Ferrari S.p.A
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フェラーリ・チームが今回のシーズン前テストで初めて実車テストを行った『ハロー』と呼ばれるF1マシンの頭部保護装置だが、早くも他チームのドライバーから否定的な見解が出ていることについて、4日実際に装置を試したセバスチャン・ベッテルはこれを牽制した。
「これまでにないルックスなのは事実だから、見た目で評判が悪いことには同意するよ。
でもこれはデザインのためじゃない。
われわれの命を救うための装置なんだ。
もし以前からこうしたものがあったなら、少なくともサーティーズ(ヘンリー)やウィルソン(ジャスティン)らが命を落とすことはなかった筈だ。
彼らには気の毒だけど、フォーミュラ・カーの安全性がこれだけ進歩したのにそれを受け入れないなんて信じられないことだよ」
サーティーズ(ジョン氏の子息)はF2レースで、またウィルソンはインディカーで、それぞれアクシデントにより頭部にダメージを負っていずれも死亡している。
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