GPDA、低迷するF1運営に苦言
2016 F1 Drivers (C)Ferrari S.p.A
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F1ドライバーの集まりであるGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)が、このところ人気低迷が叫ばれるF1の運営について苦言を呈したことがわかった。
折りしもF1の象徴国でもあるイギリスでもF1の無料放送が消えることが明らかになったが、テレビ視聴者数の減少への懸念はこのところ高まるばかりだ。
そうした中、急きょ今季開幕戦から採り入れられた新方式の公式予選システムも不評が相次ぎ早くもわずか1戦で廃止が伝えられる有り様。
こうした迷走について、GPDAはFIA(国際自動車連盟)に対し「F1における最近のルール変更には一貫性がなく、徒に混乱を招いているだけ。
長期的視野に立ち、明確なマスタープランを構築して欲しい」と、ドライバーの立場から改善を求めたもの。
本来F1の安全性向上のために設立されたGPDAはこれまでそれなりの実績を挙げてきたが、現在はすべてのドライバーが加入してる訳ではなく、ハミルトン(メルセデス)やライコネン(フェラーリ)ら有力ドライバーの中にも加入していない者がいることがわかっている。
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