FIA、「無線での『暗号メッセージ』許さない」
Image (C)Redbull Racing
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今シーズン、これまでよりさらにドライバーとピット・ギャントリー間で交わされる無線交信への制限が強化されることが決まっている。
ところが一部のチームの中に、予め暗号メッセージを準備しておくことでこの規制への抜け道にしようとする動きがあるとも伝えられている。
これについてFIA(国際自動車連盟)のチャーリー・ホワイティング/レースディレクターは「われわれは決してそのような不正を許さない対応を準備している」と、言明した。
「われわれはレース中に交わされるいかなる交信についてもこれを把握する。
悪意を持って暗号化する行為を補足するのは困難なことだが、しかしわれわれはマシンの動きに関するデータと照合し、このメッセージが原因で何かが行われていないか、慎重に調査をするだろう。
個々のメッセージについてはケースバイケースになると思うが、例えば『今日は鳥が高く飛んでいるね』なんていうメッセージがあったとして、われわれはこれをリストと照合し、どのような無意味を持っているのかを必ずや突き止める」
また同氏は「馬鹿じゃないの、あのドライバー」なんていうジューシー(?)な内容について追求はしない」と、鷹揚なところをみせた。
しかしこれが案外重要なメッセージかも?
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