F・インディア、「アストンマーティンの復帰は消滅」
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一時スポーツカーの名門「アストンマーティン社」が既存のチームを買収してF1に参戦するのでは、との噂が流れたが、これについて買収候補の一つとされたフォース・インディア・チームでは話が将来的にも立ち消えになったことを明らかにした。
説明したのは同チームのオトマー・サフナウアー/COO(最高執行責任者)で、それによれば破談の最大の原因はF1レギュレーションが不安定なことにあったという。
「アストンマーティン参入の話はわれわれと、そして『ジョニー・ウォーカー』(ディアジオ:酒造会社)との間でかなり具体的なところまで進展していた。
しかし最終的に障害となったのはF1レギュレーションが安定していないこと。
いまだに2017年にどうなるのかわからなかったんだからね。
これではメーカーが長期視野で参入できる筈がない。
彼らも支援者を理解させることができなかったんだ」
なおイギリスの著名スポーツカー・メーカーである「アストンマーティン」は、1959年と1960年の2シーズンに掛けて6戦だけF1参戦、1959年ホームグランプリとなるイギリスで予選2位を記録したものの、決勝レースでの最高位は6位。
他にもウィリアムズ・チームらと交渉をしたとみられている。
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