新予選方式、わずか1戦で振り出しに
Christian Horner (C)RedBull Racing
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開幕直前、FIA(国際自動車連盟)の主導によりあわただしく導入された新方式の公式予選システムだったが、意図したようなエキサイティングなものにはならず、わずか1戦で元の方式に逆戻りすることが決まった。
これはオーストラリアGP決勝レース前に行われたチーム代表者による会合で合意したもの。
当初からこのシステムに異論を唱えていた一人、レッドブル・レーシングのクリスチャン・ホーナー代表は、「危惧された通り、残念な結果に終わった。
新予選方式の廃止は珍しく全チームの満場一致だったよ」と、冷笑。
新予選方式では次々と脱落者が決まるなどセッションを通じてエキサイティングな盛り上がりが期待されたが、実際にはタイヤ温存を図ってアタックを控えたり、Q3に至ってはセッション時間がまだ終わらないうちに全車(最後は2台)がガレージに戻る有り様で、誰もいない静かなコースに対してチェッカーフラッグが振られるというシュールなシーンが象徴的だった。
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