メルセデス『W07』フロアの空力に新アイデアか
Mercedes 『W07』 (C)Mercedes Motorsport
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22日(月)からスタートしたバルセロナ・サーキットでのシーズン前最初のテストで、まだトップタイムこそないものの連日200ラップ近い周回を重ねる余裕の王者メルセデスAMGチームに、他チームから引き続き警戒の念が高まっている。
そうした視線の中、同陣営のトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが興味深いことを示唆した。
それによれば23日日に行われたテスト2日目、この日ステアリングを握ったロズベルグが、新たなエアロダイナミックスをテストしたというもの。
自ら「フロアW」と称したそれは、『W07』のフロア部分に空力効果を高めるために導入したもので、テスト後のデータの解析如何では今後正式に採用される可能性があるという。
ただ通常こうした件について自ら明かすのは不自然で、ウォルフ氏の言動はむしろ他の大きな部分から目をそらすためではないか、との穿った見方まで引き起こしている。
それもF1ではある。
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