アロンソ(マクラーレン)、「来週のテストに期待」
McLaren 『MP4-31』 (C)McLaren Group
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昨シーズンの不振から挽回を図るマクラーレン・ホンダ・チームにとって、シーズン前最初のテストはほろ苦いものとなった。
テスト3日目、ハイドロリック系のトラブルから火災を発生させた『MP4-31』はパワーユニットそのものを交換、最終日に備え万全を期した。
ところがインストレーションラップ開始後すぐに今度は冷却系からの水漏れが確認され、修復に取り掛かったものの結局この日の走行は打ち切られることとなった。
マシンを降りたアロンソは、「今回のテストはいい滑り出しだったので、余計に今日のトラブルにはガッカリしている。
トラブル自体は別に深刻なものではないので来週のテストには問題ないと思うけれど、できればもっと走り込みたかったけれど。
来週に期待だね」との感想。
また新たにホンダのF1プロジェクト総責任者に就く(3月1日付)長谷川祐介氏は、「冷却水の漏れた箇所が面倒な部分だったため修復に時間が掛かることがわかったので、残念ながらこの日のテストを打ち切ることとなった。
ただ4日間に渡ったテスト全体としては有意義なものになったと言える。
とりわけ(課題とした)ERS(エネルギー回生システム)が進化していることが確認できたのは心強い。
実戦のレースではこのようなトラブルが起きないよう、開幕までに熟成していかなくてはならない」と、締めくくった。
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