ウェーレイン起用で実利を獲ったか、マノー
Wind Tunnel Image (C)Mercedes Motorsport
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マノー・レーシングが来季メルセデス製パワーユニットにスイッチが決まったのに伴い、早い段階からメルセデス・ドライバーだったパスカル・ウェーレイン起用の噂があったが、マノー側が同選手起用になんと1千万ドル(約12億円)を要求したと報じられ、一時は立ち消えになったものとみられていた。
最終的に起用は決まったものの、メルセデス側がこの要求を呑んだとは考えにくく、マノー側が金銭よりもむしろ実利を獲ったとの見方が強まっている。
イギリスの専門誌『オートスポーツ』が報じるところによれば、今回の契約でマノー・チームはメルセデスの持つ風洞設備を開発に使用できることになったと伝えている。
こうしたメリットを金銭に換算すれば、少なくとも数億円規模に見合うものという。
2015年は最後尾が定番だったマノーだが、パワーユニットがメルセデス製、シャシー側も進化を遂げることになれば一転侮れない存在に大化けするかも知れない。
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