トークン・システム、2017年には廃止へ
Renault V6 Turbo Engine (C)Renault Sport
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現在のF1レギュレーションではシーズン中の開発が厳しく制限されていて、唯一トークン(開発プログラムの単位)システムによってわずかな変更が許されているが、このわかりにくいシステムが2016年で終了となる方向であることがわかった。
これはルノー・スポールのシリル・アビテブール/マネージング・ディレクターが明らかにしたもの。
コスト削減のため設けられたトークンだが、これによりメルセデス・エンジンの1強という状況が一向に改善されないとして不満が高まっていたもの。
FIA(国際自動車連盟)もこれを理解し、カスタマー向けエンジンの価格引き下げを条件にシーズン中の開発を自由にしようということになったという。
なお今年のレギュレーションではエンジン・メーカーに与えられたトークンは32まで。
2017年には25トークンに制限されることになっていた。
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