ハース移籍のグロージャン、ルノーに未練
Romain Grosjean (C)Renault F1 UK
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ロータス・チームに4年間在籍、デビュー・シーズンの2009年にはルノー・チームに在籍したこともあるロマン・グロージャン(29歳:フランス)だが、昨年9月、一向に進展しないロータスとルノーの話し合い結着を待ちきれず、2016年シーズンから新規参戦するハースF1チームへの移籍を決断した。
しかしその後古巣ルノーによるF1ワークス参戦が決まったことにより、心中が穏やかでないところをみせているようだ。
「僕のF1人生において、エンストン(ロータス、そしてルノー・チームの本拠地)は重要なポイントになる。
ファクトリーの連中とはずっと顔見知りだし仲良しだしね。
イギリスに住んでいた頃は、クリスマスの時でさえ兄弟と共にエンストンに行ったくらい。
僕はフランス人だもの、そのフランスのチームでチャンピオンシップを戦うことになれば、それは冥利に尽きるというものさ」
グロージャンにとって、「ヘキサゴン」の威光を借りるルノーが本気を出せばアメリカのプライベートチームに過ぎないハースF1を一蹴するなど当然ということだろう。
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