メルセデスAMGチーム、2シフト体制を検討中
Mercedes AMG Team (C)Mercedes Motorsports
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今シーズンのF1は史上最多となる全21戦が予定されているが、これを受け王者メルセデスAMGチームでは現場スタッフの2シフト体制を検討していることを明らかにした。
これはメルセデス・モータースポーツのトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターが示唆したもの。
「19戦だった現状でも現場スタッフの疲労はピークに達していた。
それがさら拡大して今年は21戦というんだ。
これはもう限界だよ。
陸続きでトランスポーターでの移動ができた時代と比べ、いまはヨーロッパでのグランプリが減少、その代わりに増えているのはすべて海を越えた別大陸のものだ。
その移動たるや大変な労力といえる。
いたずらにレース数を増やすのには賛否があると思うが、しかし現実のレースには対応しなければならない。
そのためわれわれは現場スタッフを2チームに分けて2シフト体制を取ることを検討している」
しかし実際に2シフトとなれば巨額経費が掛かるとみられ、メルセデスAMGのような大チームでないと現実的ではないとみられている。
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