レッドブル首脳、「ルノー、イルモアの関与抵抗」
Mario Ilien (C)Mercedes Motorsport
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大騒動の末、結局来季もルノー・エンジンを使用することで落ち着いたレッドブル・レーシングだが、その間繰り返された両者の交渉が次第に明らかになっている。
同チームのクリスチャン・ホーナー代表によれば、今シーズン不調を囲ったルノー製パワーユニットについて、レッドブル側からレーシングエンジン専門メーカーであるイルモア・エンジニアリングのマリオ・イリエン氏を迎え入れようと提言したものの、ルノー側はこれを拒否。
結果的に来季両チーム同じエンジンを搭載しながらも、開発はそれぞれ別々という形にならざるを得なくなったのだという。
同氏は「今になって考えれば、ルノーにはその当時すでに来季のワークス参戦が検討されていて、そのため外部と提携という選択はなかったのだろう」と振り返っている。
来季レッドブル・レーシングは主要スポンサーとなった『タグホイヤー』のバッジを付け、イリエン氏の手を借りて独自開発を進めることになる。
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