カルロス・ゴーン(ルノー)、「まだ体制確立していない」
Carlos Ghosn (C)Redbull Racing
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長い雌伏の期間を終え、やっと正式発表までこぎ着けたロータス・チーム買収によるルノー(フランス)のF1ワークス参戦復帰だが、同社を率いるカルロス・ゴーン/CEOは「まだ体制は確立していない」とし、今後の体制変更があり得ることを示唆した。
これは地元フランスの『フィガロ』紙に語ったもの。
その中でこの辣腕経営者は、「来年の1月に経営会議が開かれる。
そこで我々の今後の方針について、議論が交わされることになるだろう。
個人的な見解としては、F1で十分な戦闘力を発揮できるまで、少なくとも3年という期間は必要になると考えている」と、控え目に語った。
このことからは、すでに発表のあった旧ロータス・チームによるマルドナド&パーマーというドライバー・ラインナップの見直しも考えられそうだ。
また今後の他チームへのエンジン供給については、「それは供給することがわれわれの利益に叶うものかどうかによる」と、無責任な周囲の見方に釘を刺した。
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