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2015/12/15

小松礼雄エンジニア、「ゼロからのスタートが魅力」

小松礼雄エンジニア (C)Lotus F1 Team
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これまでロータス・チームでチーフ・エンジニアという重要なポジションを担った小松礼雄氏が、来季新規参戦のハースF1チームに移籍することについて初めて日本メディアにその心境を語った。

「確かに新規参戦チームでの仕事というのは間違いなく特別な新しいチャレンジ。
一からチームを造り上げるというのは誰にも経験できるというものではないしね。
ただF1を戦えるだけの資金が確保できるのかも不明だ。
そもそもほんとうに何もない所から始めるので、マシンが話にならないくらい遅いかも知れない。
そうした意味でフェラーリからの技術援助が得られるというのはとても心強いこと。
しかし仮にマシンに一定の戦闘力があったとしても、レースを戦う意味ではそれはまだ半分にしか過ぎない。
重要なのはオペレーション(運営)で、その部分で自分が貢献できると思っている」と、意欲をみせた。

日本チーム以外で日本人技術者がこれだけ重要な職務を任されるのは例がないことだ。

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