インドネシア人初のF1ドライバー実現に暗雲
Rio Haryanto (C)Campos Racing
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今季のGP2シリーズでシリーズ・ランキング4位、インドネシア人レースドライバーであるリオ・ハリアント(22歳:インドネシア)には、母国の応援もありF1シート獲得の期待が高まるが、その前途は厳しいもののようだ。
ハリアントが狙うのは以前テストを行ったこともあるマノー・マルシア・チームのシート。
しかしご多分に洩れず資金難に苦しむ同チームが要求するのは破格の持参金。
その提示額はなんと1,500万ユーロ(約20億円)にも達するものという。
それでもインドネシア初のF1ドライバー実現のため一時は政府も国営企業を通じ支援に乗り出すと伝えられたが、こうした行為への批判が高まり断念に追い込まれたとのことだ。
ハリアント自身は「僕に到底それだけの額を用意はできないよ。
それでもなんとか希望の道を探ってはいるけれど」と、意気消沈の体だ。
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