エクレストン氏、「現行エンジン規定はF1にマイナス」
M.Kaltenborn & B.Ecclestone (C)Sauber Motorsport
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長年に渡りコスト削減が叫ばれながら2014年から新たに導入した現行パワーユニットではさらに深刻な事態をもたらせているとして、再びレギュレーション変更の声が高まっている。
これを主導するのはFOM(フォーミュラ・ワン・マネージメント)のバーニー・エクレストン代表で、英『BBCスポーツ』に次のように語っている。
「自動車メーカーが主導権を握る現在のような状況ではF1はうまくいかない。
なぜなら彼らはF1のためではなく、自分自身のことしか考えないからだ。
実際、これまでBMWやトヨタなどみな自分の都合でF1から去って行ったではないか。
ただ私は別にF1から自動車メーカーを排除しようとしているのではなく、彼らにもF1のために動いてもらいたいと思っているだけだ。
F1を継続させるためにはもっとコストの安いパワーユニットが必要なだけで、大メーカーの面子を掛けたバトルなど期待していない」
2017年は無理としても、2018年にはエクレストン氏は再びエンジン・レギュレーション変更に持ち込みたい考えだ。
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