コリン・コレス氏、ハースF1の前途を憂慮
Colin Kolles (C)Ex.Spyker F1
拡大します
これまでいくつもの弱小チームを率い、F1での苦労を知り尽くしたコリン・コレス氏(47歳:ドイツ)が2016年シーズンからの新規参戦を決めているハースF1チームについて語った。
これはオーストリア・ザルツブルグの『セアブス・テレビ』での取材に答えたもの。
その中でこの小林可夢偉のかつての上司は、「いまのところ前向きなニュースばかりだが、ハースF1にとってデビュー・シーズンは困難なものになるだろう。
その最たるものが資金難だ。
どんなに巨額の資金を用意したとしても、この世界では十分ではない。
それにハースF1がどれだけ活躍したとしても、それを反映した分配金が入るのは2年も先のことになるからね。
その間、果たして湯水のように資金を使える覚悟があるかどうか、すべてはそれに尽きるよ」と、冷ややか。
それでも全11チームの参戦が予定される2016年シーズンでは、どこか1チームを倒せばトップ10に入れることになる。
コレス氏は「われわれの時よりもよほどイージーなことさ」とも語っている。
| 固定リンク
最近のコメント