ジーン・ハース代表、「本家フェラーリを凌ぐ」
Gene Haas (C)Haas Formula LLC
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2016年シーズン、満を持してF1参入を果たすハースF1チームだが、パワーユニット本体だけでなく、関連のコンポーネンツの供給も受ける見通しということから、実態は「フェラーリのBチーム」ではないか、と指摘をする向きもある。
事実、最後のドライバーとして決まったエステバン・グティエレス(24歳:メキシコ)はフェラーリ・チームのリザーブ&テストドライバーでもある。
これについて同チームの設立者で代表のジーン・ハース氏は、次のように英『スカイスポーツ』で反論している。
「いくつかの重要な構成部分がフェラーリから供与を受けるのは事実だよ。
しかしこれはF1に誰もが手に入れられるカスタマー・エンジンのないことが原因。
自動車メーカーでなければ、例えあのチャンピオン・チームであるレッドブルだって苦労しているじゃないか。
それに、われわれはフェラーリの手下でもない。
もし来シーズン、彼らと同じポジションにいたら、われわれは当然のこと彼らを打ち負かしに掛かるよ、引き下がる必要なんかないんだから。
そうしてBチームなんかじゃないことを証明するだろう」
ハース代表はまたダラーラ社との協力で開発するシャシーについて自信をみせ、「フェラーリを凌駕するかも」と、息巻いた。
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