レッドブル総帥、再びルノー・エンジンを断
Dietrich Mateschitz (C)Redbull Racing
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不評のルノー製パワーユニットを搭載するレッドブル・レーシングとトロ・ロッソの2チームだが、先のメキシコGPでは予選で4-5位に8-9位といずれもトップ10以内、また決勝レースでも4-5位と9-13位に入るなど十分に戦闘力のあるところをみせた。
このままなら来季以降もルノー・エンジン搭載でいけるのではないかとも考えられるが、外部から言えるような状況ではないようだ。
これについて同グループの総帥であるディートリッヒ・マテシス/オーナーは次のように語っている。
「ルノーにF1で通じる戦闘力や信頼性がないのは明白だ。
レギュレーションが変わってこれまで2年間を費やしても依然としてメルセデスAMGとは80馬力も劣っていて、彼らはそれを取り返すことができないでいる。
これはもう来年になっても同じことさ。
われわれはあらゆるスポーツでトップに立ってきた。
このF1にも先頭を走るため参加しているのだから、これ以上ルノーを搭載する意味はない」と、断。
また噂になっているホンダ・エンジン搭載交渉が難航していることについても、「ロン・デニスが抵抗するのは理解できる。
なぜならわれわれが同じエンジンを積めば彼らは太刀打ちできなくなってしまうからね」と、こちらも切って捨てた。
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