ブラジルGPはロズベルグ(メルセデス)完全勝利
Nico Rosberg (C)Mercedes Motorsports
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15日(日)午後、ブラジルGP決勝レースが行われた。
路面はドライコンディション、空には晴れ間も見られるがインテルラゴス特有の黒い雲もない訳ではない。
なおレース前のスターティンググリッドでは、世界の交通事故の被害者と13日にフランスで起きた国際テロ事件の被害者らを悼み黙祷が行われた。
スタートに先駈け行われた事前走行でトロ・ロッソのサインツがピットロード出口でストップ。
戻されたマシンはせっかくの10番グリッドからピットスタートを余儀なくされた。
しかしオープニングラップでパワーロスを訴えてサインツはストップしている。
6周目、マルドナド(ロータス)とエリクソン(ザウバー)が接触、審議対象とされ、エリクソンをリタイヤに追い込んだマルドナドには5秒のレース結果加算ペナルティが科せられた。
結局他に大きな出来事はなく72周のレースは終了。
終始レースをコントロールしたメルセデスAMGのニコ・ロズベルグ(29歳:ドイツ)がみごとな真っ先にチェッカーフラッグをかいくぐった。
ロズベルグはこれで2戦連続の今季5勝目。
自身通算13回目、またブラジルGPでは僚友ハミルトンが依然未勝利なのを尻目に2年連続ポールTOウィンの快挙を演じている。
2位は7.756秒差チームメイトのハミルトンでメルセデスAMG勢の1-2。
3-4位フェラーリのベッテル&ライコネン、5位ボタス(ウィリアムズ)、6位ヒュルケンバーグ(フォース・インディア)、7位クビアト(レッドブル)、8位ホームグランプリで地元の声援を受けたマッサ(ウィリアムズ)、9位グロージャン(ロータス)、そして10位フェルスタッペン(トロ・ロッソ)までが入賞。
もちろんこのコースが初体験の新人フェルスタッペンは、これで今季10回目のポイント獲得をみせた。
以下、11位マルドナド(ロータス)、12位リカルド(レッドブル)、13位ペレス(フォース・インディア)、14位ナスル(ザウバー)、15位バトン(マクラーレン)、16位アロンソ(マクラーレン)、17位エリクソン(ザウバー)、18位スティーブンス(マノー・マルシア)、19位ロッシ(マノー・マルシア)で、リタイヤは上記サインツ(トロ・ロッソ)だけ。
20台中19台が完走するレースとなった。
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