影響力失う? ニキ・ラウダ/メルセデスCEO
Niki Lauda (C)Mercedes Motorsport
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今年も圧倒的な戦闘力を背景にコンストラクターズ&ドライバーズのWタイトルを獲得したメルセデスAMGチームだが、このところニキ・ラウダ/CEOの存在感が失われているとの報道が話題を呼んでいる。
これを報じたのはイギリスの有力紙『タイムズ』で、記事ではニキ・ラウダ/CEOが今季限りでメルセデス・モータースポーツを離脱するのでは、と伝えている。
これについて3度のF1チャンピオンに輝く当のニキ・ラウダ氏(66歳:オーストリア)は、次のように報道を否定した。
「そうした事実はまったくないね。
何より、私自身が初めて聞いたんだから。
私とメルセデスとの契約は2017年末まであって、それを履行するのに何の障害もない。
なんでそんな噂が広まっているのか、私の方が取材したいくらいだよ」と、一笑に伏した。
ただ関係者の間ではトト・ウォルフ/エクゼクティブ・ディレクターがこのところ急速に存在感を増していて、ラウダ氏の居場所が亡くなっていると指摘されている。
コース上のバトルだけでなく上層部に亀裂があれば、どんなチームでも崩壊しかねないことは歴史が証明するところだ。
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