『イルモア』、2017年代替エンジンに名乗り
Mario Ilien (C)Mercedes Motorsport
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FIA(国際自動車連盟)が2017年シーズンからの導入を示唆する、いわゆる代替の「カスタマー・エンジン(インディペンデント・エンジン)」について、レーシング・エンジンの名門コンストラクターである『イルモア』が名乗りを挙げたことがわかった。
F1エンジン規定の現状について危機感を持ったFIAは、2017年シーズンを目途にワークスとは別に制限を緩めたカスタマー用の代替エンジン導入を検討していて、その候補としてコスワースと並び当初からイルモアの名前がささやかれていた。
イギリスを本拠とする専門メーカーである『イルモア・エンジニアリング』は、元々コスワースのエンジニアだったマリオ・イリエン氏とポール・モーガン氏とが1984年に共同で設立した。(イルモアは両者の名前を合わせたもの)
F1ではメルセデスのバッジを付けてザウバー等に供給した他、インディカーではシボレーのバッジで参戦、ホンダを凌駕している。
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