VW、WRC(世界ラリー選手権)参戦への影響は否定も
J-M.Latvala/France Rally (C)VW Motorsports
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VW(フォルクスワーゲン)がチャンピオン・チームとして君臨するWRC(世界ラリー選手権)は、目下第11戦のフランスラリーがたけなわだ。
しかしいま世界中のメディアを騒がせているいわゆる『排ガス不正スキャンダル問題』により、参戦継続が叶わないのでは、と噂されるようになった。
これについて同WRCチームのヨースト・カピート代表は、チームの活動は計画通り続けられると強調した。
『VW(フォルクスワーゲン)によるモータースポーツ活動は長期の戦略に則ったもので、WRCについて言えば2019年まで計画が立てられている。
これまで3年連続のチャンピオンという偉業を成し遂げているわれわれは今後共にラリーというフィールドで活躍するだろう」と、活動継続を強調した。
しかしすでにアメリカ当局からの制裁金だけで約2億円。
さらにユーザーや株主からの訴訟費用がかさめば、F1復帰どころか目の前のWRC参戦も危ういことになりかねないと憂慮されている。
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